【Press Release】カルテックの光触媒による「新型コロナウイルス」(SARS-CoV-2)の感染力抑制効果と一定空間に浮遊する新型コロナウイルスに対する光触媒搭載の除菌脱臭機による感染力抑制効果を確認
カルテック株式会社(本社:大阪市中央区、社長:染井潤一)は、理化学研究所の協力のもと、日本大学医学部と共同で、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対する光触媒の有効性実験を日本大学内にある高度な施設(バイオセーフティレベルー3)において行い、感染力抑制効果を確認しました。また、光触媒の有効性について実生活への応用を検証するため、その足掛かりとなる実験として、光触媒を搭載した除菌脱臭機を用いて、一定空間 ※1 に浮遊する新型コロナウイルスに対する有効性実験を行ったところ、回収したウイルス力価が検出限界以下であり、感染力抑制効果を確認しました。なお、本実験は一定空間内での実験結果であり、実使用環境での効果を示すものではありません。
(※1 :120リットルの密閉型チャンバー,幅60㎝、奥行40㎝、高さ50㎝)
当社では、光触媒を用いた実証実験で得られたデータを社会に公開し、様々な検証を重ねて今後の感染症拡大の防止に貢献していくことが、産学連携を行う上で重要な使命であると考えています。今後も、独自の光触媒技術の可能性を追求してまいります。